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欧州債:ドイツ債が上昇、銀行懸念でリスク回避-スペイン債は下落

欧州債市場ではドイツ国債相 場が上昇。銀行の信用の質が悪化しつつあるとの懸念で株安となり、 最も安全とされるドイツ国債に対する需要が高まった。

10年債利回りは前日に先月20日以来の高水準を付けたものの、 この日は低下した。スペイン国債相場は下落。スペイン政府は新発債 の入札を実施した。仏銀BNPパリバがフィッチ・レーティングスに 格下げされたほか、欧州中央銀行(ECB)当局者が一部の銀行が資 金調達で困難に直面するとの見方を示したことを背景に、MSCI世 界指数は11営業日ぶりに反落した。

クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、ピータ ー・チャットウェル氏は、「株式相場が騰勢を失ったことからドイツ 国債相場が上げた。株式市場では金融銘柄中心に売りを浴びた。これ がリスク回避のきっかけとなり、ドイツ国債相場を押し上げた」と語 った。

ロンドン時間午後4時32分現在、ドイツ10年債利回りは前日 比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.71%。 前日は2.79%まで上昇していた。同国債(表面利率3%、2020年 7月償還)価格はこの日0.5ポイント上げ102.47。2年債利回り は6bp下げ0.59%となった。

一方、スペイン国債相場は4営業日ぶりに下落。10年債利回り は4bp上昇の4.55%。独10年債に対する上乗せ利回りは12bp 拡大し182bpとなった。

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