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中国のアルミ生産:最高水準から減少か-価格下落と人民元上昇で

アルミニウム価格の下落が続けば 過去最高水準にある中国のアルミ生産が減少する可能性がある。中国は 人民元レートの対ドル・ペッグ制(固定相場制)の終了を示唆した。

中国国際フューチャーズ(上海)のアナリスト、王舟懿氏による と、電力コストの上昇分が原料となるアルミナの価格下落で相殺された ため、中国の5月のアルミ生産量は142万トンと、月間ベースで最高水 準に達した。中国は世界最大のアルミ生産国。

欧州の債務危機で世界の景気回復が鈍化する一方、中国の融資抑制 策で需要が冷え込むとの見方から、上海のアルミ相場は年初来で15% 下落。ロンドン金属取引所(LME)でも12%下げている。

米シティグループの世界商品分析担当マネジングディレクター、ア ラン・ヒープ氏は「中国政府が救済しない限り、中国の生産は削減され るだろう。今までのところ政府が発表する方針は全く逆だ」と指摘。人 民元の上昇はコストの「さらなる増加圧力になるだろう」との見方を示 した。

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