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NY原油時間外:一段安、77ドル割れ-人民元弾力性強化の期待薄れ

ニューヨークの原油先物相場は22 日の時間外取引で一段安、1バレル=77ドルを一時割り込んだ。中国 の人民元相場の弾力性強化で世界の景気回復ペースが速まるとの期待感 が後退した。

欧州のソブリン債危機が景気回復に水を差すとの見方から株式相場 が下げたことを嫌気し、原油相場は前日の上昇分を帳消しにした。中国 人民銀行(中央銀行)は19日、世界の金融危機時に採用したドルに対 する元レートのペッグ制(固定相場制)の廃止を示唆した。

エネルギーコンサルタント会社パービン・アンド・ガーツのシニア プリンシパル、ビクター・シャム氏(シンガポール在勤)は「中国が何 をやろうと、それは徐々にであり、中国の原油需要に与える影響はそれ ほど大きくないとの見方が強まった。欧州の債務危機や米国の景気回復 の脆弱(ぜいじゃく)さなどを背景に、原油価格が上がれば利益確定売 りの動きが強まる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は一時、 85セント(1.1%)安の76.97ドルを付けた。シンガポール時間午後 1時45分(日本時間同2時45分)現在、77.06ドルで推移している。 前日の通常取引は64セント(0.8%)高の77.82ドルで引けた。7月 限は22日に納会を迎える。

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