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5月の米中古住宅販売は増加か、駆け込み需要で半年ぶり高水準の予想

5月の米中古住宅販売件数は半 年ぶりの高水準に増加したと予想される。税制上の優遇措置を受け ようとする住宅購入者が、6月末の手続き完了の期限間際に押し寄 せたためだとエコノミストは指摘した。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、5月の中古住 宅販売件数は前月比6%増の612万戸(年率換算、73社の予想中央 値)と見込まれる。同指標は販売手続きが完了した物件数を集計し ている。 最大8000ドルの政府による税額控除を受けるには、4月 末までに契約を結び、今月末までに諸手続きを完了しなければなら ない。

優遇措置に伴い販売件数が動いているため、今後数カ月間は住 宅市場の基調がどういった状態か判断するのは難しい。だが5月初 め以降の建設株の低迷は、投資家が政府支援終了による建設業界の 打撃について懸念していることや、差し押さえ物件の増大、失業問 題が住宅ローン金利低下の恩恵を上回ることを示唆している。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコ ノミスト、スコット・ブラウン氏は「重要な節目を迎えている局面 で、依然としてかなりの逆風にさらされている」と述べ、「すべてに おいて実際の鍵を握っているのは労働市場だろう。雇用拡大なしに 持続可能な住宅市場の回復を目にすることはない」と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は午前10時(ワシントン時間) に中古住宅販売件数を発表する。ブルームバーグ調査での予想レン ジは520万-650万戸。4月は577万戸だった。

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