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英BPのダドリー氏:米国内の資産保持示唆-拠点として「存続可能」

メキシコ湾の原油流出事故で英B Pの原油除去担当の責任者に就任したロバート・ダドリー氏は、事故関 連の費用をカバーするための資産売却について、米国内の資産は保持す る方針を示唆した。

BPの対策チームは、オバマ政権の要請で被害補償のため設定した 200億ドル(約1兆8000億円)規模の特別預託口座への拠出資金を保 証するため米国内の資産を特定しているが、ダドリー氏は、売却される 石油関連資産はBPの拠点からは「地理的に離れた」ものになるとの見 通しを示した。ダドリー氏はBPのワシントン事務所でインタビューに 応じ、同社が間もなく資産査定を担当するアドバイザーを指定する予定 であることを明らかにした。

米国史上最悪となった原油流出事故によりトニー・ヘイワード最高 経営責任者(CEO)への圧力や批判が強まるなか、ダドリー氏は2週 間前に原油除去担当の責任者として任命された。米国の規制当局や投資 家、政治家からの信頼を取り戻すのが任務で、ワシントンに異動する予 定。BPの1-3月(第1四半期)の探鉱・生産部門の利益のうち約 33%を米国が占めた。

ダドリー氏は、BPは「米国で堅固な態勢を維持し存続可能だ。取 り組むべき多くの事業がある」と述べた。米国での批判が強まるなか、 総額1000億ドル規模のM&A(合併・買収)を通じて築き上げてきた BPの事業が危機にさらされている。

ダドリー氏によると、BPは資産売却に向け手持ち資産の査定を進 めており、まず100億ドルの調達を計画している。「米国で起こってい る事態に対応するため、ポートフォリオを強化しなければならないだろ う」と述べた。

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