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アクランド株が反落、業績予想据え置きに失望-日経平均7000円想定

新潟県を中心にホームセンター「ム サシ」を展開するアークランドサカモトの株価が、21日の年初来高値か ら反落。前日比3.6%安の1248円まで値を下げた。取引先の見直しな どで収益体質の改善が継続しているものの、会社側が先行き不透明感な どを理由に通期業績予想を据え置いたため、売りが優勢となった。

アクランドが21日発表した第1四半期(3-5月)決算は、連結 営業利益が前年同期比12%増の17億円だった。天候不順などで既存店 売上高が同3.2%減と苦戦するなか、販売管理費の抑制などで営業利益 率が7.6%と、同0.9ポイント向上し、増益を確保した。

ただ、今期(2011年2月期)の業績予想は据え置いた。連結営業 利益予想は前期比4.8%増の59億円。同社常務取締役管理本部長の堀 川優人氏は「欧州債務問題は根深い。当社では日経平均株価が再び 7000円を割り込むと考えている」と述べ、国内景況感の悪化を警戒し て慎重な見方をしていると説明した。

足元の業績好調から、業績上振れ期待は根強い。三菱UFJモルガ ン・スタンレー証券の小場啓司シニアアナリストは21日付の投資家向 けリポートで、「既存店改装や取引先の見直しなどによる収益体質強化 が奏功している」と分析、通期営業益予想を従来の58億7000万円から 62億7500万円に7%引き上げた。目標株価は1250円から1360円に引 き上げた。

アクランドは前期(10年2月期)に2度、利益予想を増額修正し た。堀川氏は今期についても、「上振れが確実になれば当然増額修正す る」と話している。

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