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元弾力化でウォンなどアジア通貨の魅力高まる-投資会社が配分拡大へ

中国が示した人民元弾力化方針に より世界3位の規模の同国経済の購買力が高まるとの観測から、韓国 ウォンやマレーシア・リンギットなどアジア通貨の魅力が高まってい るとの見方をアジアの大手投資会社2社が示した。

三菱UFJ投信は、アジア各国の中央銀行が、ドルの購入を減ら すことにより自国通貨の一段の上昇を容認するとの見解を明らかにし た。オーストラリアの資産運用会社2位、AMPキャピタル・インベ スターズは、中国の元の弾力性強化が世界的な景気回復の力強さを浮き 彫りするなかで、アジアの通貨は向こう1年で最大15%上昇すると予 測した。

三菱UFJ投信の下村英生氏は、競争が以前ほど問題にならなく なることからアジアの中銀は恐らく介入を緩めると予想した上で、アジ ア各国当局は今回の中国の動きを、経済状態への自信の表れとみている と分析した。同氏は、シンガポール・ドルなどアジア通貨の保有を増や す可能性があると述べた。

AMPのストラテジスト、ネーダー・ナエイミ氏(シドニー在勤) は「中国当局の動きにより、積極的な引き締めの必要性が小さくなった ことから、同国の成長軌道への投資家の信頼感は高まった」と指摘。 「アジア通貨は中国の成長の恩恵を受ける。われわれは配分を増やして いる」と語った。AMPは台湾ドル、ウォン、シンガポール・ドル、マ レーシア・リンギットを選好している。

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