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独首相と仏大統領:金融機関の報酬規制、G20に適用強化求める

メルケル独首相とサルコジ仏大統 領は20カ国・地域(G20)に対し、金融機関の報酬規制について、不 完全な導入が競争をゆがめているとして、適用を強化するよう訴えた。

世界経済の約85%を占めるG20は、昨年9月の首脳会議(金融サ ミット)で、報酬の一部繰り延べや、業績が悪化した場合の報酬の一 部回収、1年を超えるボーナス(賞与)保証の廃止を金融機関に義務 付けることで合意した。今年のサミットは今週末にカナダのトロント で開催される。

メルケル首相とサルコジ大統領はカナダのハーパー首相に合同で 書簡を送り、「規制の適用でG20の足並みの乱れが続いており、この ことが競争をゆがめ、合意の信頼性を損なっている」と指摘した。書 簡の内容は21日公表された。

今回の書簡は、世界経済が戦後最悪のリセッション(景気後退) から立ち直りつつある中、独仏両国が銀行賞与を規制する新たな方法 の準備に動いていることを示唆するものだ。ゴールドマン・サックス・ グループ、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースが準備し た2009年の報酬原資は399億ドルと、過去最高だった07年の447億 ドルを下回った。

メルケル首相とサルコジ大統領は書簡で、恒久的な報酬監視の枠 組み、銀行税と金融取引税の導入を求めたほか、欧州の銀行のストレ ステスト(健全性審査)の結果を7月末までに公表すると約束した。

-- Editors: Eddie Buckle.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Mark Deen in Paris at +33-1-5365-5066 or markdeen@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-207-673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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