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NY原油(21日):上昇、中国為替政策で需要増に期待-77.82ドル

ニューヨークの原油先物相場は 上昇。中国が人民元の米ドルとの固定解除を示唆したことで、需要が 拡大するとの見方につながり、6週間ぶりの高値を付けた。

中国人民銀行(中央銀行)は20日、世界的な金融危機の際に輸 出企業保護を目的として採用した米ドルに対する人民元レートの事実 上のペッグ制(固定相場制)の終了を示唆。これを受けて原油は一時、 バレル当たり78ドルを突破した。この政策は同国の購買力強化につ ながる可能性がある。人民銀はペッグ制終了の時期には言及しなかっ た。

ドイツ銀のエネルギー担当チーフエコノミスト、アダム・シミン スキー氏(ワシントン在勤)は、「この日の原油の上昇は人民元の切 り上げ観測に基づくものだ」と指摘。「人民元の上昇とドルの下落は 大半の市場にとりプラスとなる」と付け加えた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前営 業日比0.64ドル(0.83%)高の1バレル=77.82ドルで取引を終 了した。一時は78.92ドルと、5月6日以来の高値を付けた。過去 1年間では12%上昇している。

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