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G20:焦点は人民元ではなく欧州債務危機-米政府当局者

米政府当局者は今週末の20カ国・ 地域(G20)首脳会議について、中国が人民元の上昇容認の方針を発 表したため、焦点は欧州債務危機への対応になるだろうとの見通しを 明らかにした。G20首脳会議は26、27両日にトロントで開催される。

同当局者は21日にホワイトハウスで記者団に対し、経済成長は依 然としてG20の優先課題とされるべきだと指摘。経済成長はいかなる 債務削減戦略にも不可欠であるため、赤字削減は景気がしっかり回復 した後で必要になるとの見解を示した。

メルケル独首相ら欧州の首脳がG20諸国に積極的な財政赤字削 減策を呼び掛けているのとは対照的に、オバマ米大統領は経済成長重 視の姿勢を示している。

中国はG20首脳会議が開催される1週間前の19日に元相場の弾 力性を高める方針を表明した。ガイトナー米財務長官はこの発表を受 けて同日、「積極的な履行」が必要だろうとの見解を示した。米当局者 は中国がインフレや資産バブルの抑制策に悪影響を及ぼしかねない投 機マネーの流入を制限するため、慎重を期して元の上昇の時期と幅に ついて触れていないと分析した。

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