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帝人株が10カ月ぶり上昇率、炭素繊維材料を開発-産業向けに期待

合繊大手の帝人株が先週末比7.8% 高の290円まで急伸。日中上昇率は昨年8月19日(8.1%)以来、10 カ月ぶりの水準となった。独自の技術を使って成型や量産がしやすい 炭素繊維材料を開発したことから、産業向けをはじめとして将来の普 及が期待された。

同社は、強度が強い炭素繊維で、1分で成型できる炭素繊維材料 を開発した。宇佐美吉人広報部長は、「これまでの成型は時間がかかる など改善余地があった。開発した技術では、成型スピードが速いこと から自動車のみならず、広く産業用への展開が可能になる」と述べた。 自動車向けは採用まで時間がかかるだろうとしながらも、「産業向けは、 うまくいけば年内に販売できる」としている。

一連の内容については、21日付の日本経済新聞朝刊が先んじて報 じていた。同紙によると、この材料を完成車に利用すれば、車体の重 量が従来の金属主体の車に比べて約6割減るという。

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