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ECBの国債購入、40億ユーロに減速-前週は65億ユーロ

欧州中央銀行(ECB)は先週、 国債購入のペースを緩め、規模は5月10日に国債購入プログラムを 開始して以来で最小となった。

ECBは22日に、ターム物預金の入札を実施する。18日まで に決済した国債購入により創出された流動性510億ユーロ(約5兆 7600億円)を吸収する。これはECBが同プログラム開始後6週目 に、40億ユーロ相当の国債を購入したことを示唆している。購入規 模は5週目の65億ユーロ相当から縮小。4週目には55億ユーロ、 3週目は85億ユーロ、2週目は100億ユーロ、1週目は165億ユ ーロそれぞれ購入していた。

ECBによる流通市場での国債購入という前例のない先月の決定 に関しては、ECB政策委員会メンバー22人のすべてが支持してい たわけではなかった。ウェーバー独連銀総裁やシュタルク理事は同決 定を公然と批判していた。ECBは同プログラムの目的が欧州の財 政危機に揺れる債券市場の正常化だと指摘する一方、こうした資産購 入により、各国政府の強い要請を聞き入れ放漫財政の国に資金提供し ていると批判されることになった。

シュタルク理事は21日ロンドンで、国債購入プログラムは「一 時的な性質」のもので、米連邦準備制度理事会(FRB)やイングラ ンド銀行などほかの中銀が実施する同様の措置ほど大きな規模には ならないと述べた。

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