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BP:社債で100億ドル調達なら利払いは年5億ドル増加、事故前比で

英石油会社BPは、債券市場 で100億ドル(約9130億円)を調達した場合、従来に比べ年5 億ドル多い利払いに直面する。一方で同社は、米史上最悪の原油流 出事故への対策費用として資金確保の必要に迫られている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数のデー タによると、BP債の平均利回りは指標金利に対し539ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)の上乗せとなっている。メキ シコ湾で原油流出事故が発生した4月20日の前の上乗せ幅は41 bpだった。230件以上の訴訟に直面するBPは、3月以来で初 の起債について銀行団と協議している。事情に詳しい複数の関係者 が合意前であることを理由に匿名を条件に明らかにした。

BPはこの日、原油流出対策費が計20億ドル(1日当たり 3300万ドル)に達したことを明らかにした。これには流出を止め る措置や回収の費用、賠償金支払いなどが含まれる。英紙サンデ ー・タイムズが情報源を明示せずに報じたところによると、BPは 早ければ週内にも最大100億ドルの起債を目指す可能性がある。 融資や資産売却も含めて500億ドルを調達する取り組みの一環だ という。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア・クレジット・ストラ テジスト、サイモン・バラード氏(ロンドン在勤)は、「BPは小 規模な資金調達を繰り返すことを望まない」として、「責任を果た すため積極的に取り組んでいることを示すため、大型の調達を実行 しなければならない」と指摘した。

BPの広報担当者は21日のブルームバーグ・ニュースの取材 に対してコメントを控えた。広報責任者のアンドルー・ガワーズ氏 は20日、「手元資金を異例に厚くする必要がある」と述べていた。

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