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香港ドルはペッグ制廃止の可能性低い、元の弾力化でも-ドイツ銀馬氏

人民元の弾力性を強化する中国の 決定を受けて、香港当局が26年間に及ぶ香港ドルを米ドルに連動さ せるペッグ制を廃止する可能性は低い。ドイツ銀行の大中華圏担当チ ーフエコノミスト、馬駿氏がこうした見方を示した。

馬氏は香港で電話取材に答え、香港ドルの「ペッグ制は機能して おり、これを解除する政治的・経済的理由はない」と述べ、「香港経済 と香港ドルへの影響は軽微だと思う」と語った。

香港は貿易に依存した経済構造で、中国製品の再輸出が大きな比 重を占める。香港ドルは米ドルに対して1米ドル=7.782香港ドル付 近で推移している。米ドルに対して元が緩やかに上昇する一方で、香 港ドルが固定されれば、香港にとって中国製品の輸入コストは高まる 一方、香港にあるプラダやルイ・ヴィトンなど高級ブランド店は中国 本土からの観光客の需要増加が期待できそうだ。馬氏は「香港の観光 にはプラスだろう。本土の消費者向けに販売する高級店は特にそうだ」 と指摘した。

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