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中国経済:内需主導型へのシフトが加速も-人民元相場の弾力化で

中国の胡錦濤国家主席が家計所得 の増加を目標に掲げるなかで、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の 事実上のドル・ペッグ(連動)の終了を示唆したことにより、経済成 長の原動力の国内需要へのシフトが一段と加速する可能性がある。

中国は金融危機のさなか、輸出企業を保護するために人民元を1 ドル=6.83元前後に事実上固定してきたが、人民銀は19日、これを やめることを示唆した。同中銀は、元相場の「大幅な」変動の根拠は ないものの、「弾力性」の拡大は容認されると表明した。

元の上昇は、同国の輸入を過去最高水準に押し上げるのに寄与し てきた家計部門に加え、海外から製品を輸入する中国国際航空などの 企業の購買力を拡大させる見通しだ。また、ホンダなどの企業で従業 員の賃上げ要求が高まるなか、元上昇はこうした動きの追い風となり そうだ。

元中国国務院研究員で現在はドイツ銀行の中国担当主任エコノミ ストの馬駿氏(香港在勤)は、「長期的にみて、人民銀の発表は、中国 経済の消費主導型経済への適応を後押しする一段の元上昇に道を開い た」と説明した。

--Li Yanping. With assistance from Timothy R. Homan in Washington, Paul Abelsky in Moscow, Ryan Chilcote in St. Petersburg, Russia, Kevin Hamlin in Beijing and Kim Kyoungwha and Patricia Lui in Singapore. Editors: Chris Anstey, Paul Panckhurst

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 城塚 愛也 Aiya Shirotsuka +81-3-3201-2482 ashirotsuka@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe

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