コンテンツにスキップする

ニコン:12年度純利益は650億円、今年度予想の2.2倍目標

ニコンは18日、2010年度からの3 カ年の経営計画を発表した。最終年度の12年度の連結純利益は今年度 予想300億円の約2.2倍に相当する650億円を見込む。デジタルカメラ や半導体露光装置など主力事業を強化するほか、バイオや測定機分野 で新たに事業も創出して収益拡大を目指す。

売上高は同25%増の1兆1000億円と過去最高を計画、営業利益は 同2.3倍の1200億円を見込む。

3カ年間累計での設備投資額は1200億円、研究開発費は2000億 円。研究開発費は売上高比7%水準を維持する。株主還元については 総還元性向25%以上を目標とする。

デジタルカメラを手掛ける映像事業では、12年度に売上高7200 億円(10年度予想は5900億円)、営業利益880億円(同520億円)が 目標で、営業利益率は12.2%とした。一眼レフカメラのほか、コンパ クトカメラや交換レンズも強化し、売り上げ拡大を図る。

半導体・液晶製造用露光装置などの精機事業は12年度に売上高 2800 億円(同2100億円)、営業利益280億円(同30億円)とし、営 業利益率10%を目指す。測定機や顕微鏡などのインストルメンツ事業 では、12年度に売上高800億円(同600億円)、営業損益は40億円の 黒字(同55億円の赤字)を見込む。

木村真琴次期社長は会見で新体制の課題について「高い技術力に 加え、ユーザーがわくわくするような楽しさや先進性の高い製品力を 強化しなければならない」と強調。収益性も「ある程度は確保できる ようになったが、まだ不十分。生産、調達、マーケティングなどすべ ての業務プロセスを一度白紙に戻して見直す必要がある」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE