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三菱電:LED照明で15年度に500億円、シェア20%強目標

総合電機メーカー国内3位の三菱 電機は18日、LED(発光ダイオード)照明事業で2015年度までに 売上高500億円を目指すと発表した。オフィスビルや店舗などの施設 用中心に事業を拡大、家庭用のLEDランプも品ぞろえを拡充し、国 内シェアを現在の5%未満から20%強を目指す。

同社のLED照明器具は施設用と家庭用で計200機種だったが、 10 年度は倍の400機種、15年度は1500機種へ拡充。会見した中村一 幸副社長によると、将来的には国内だけでなく海外進出も検討すると いう。

同事業の売上高は09年度に約50億円だったが、10年度は約100 億円を見込む。政府が推進するCO2削減政策のもと、ビル、商業施 設、住宅の照明器具が蛍光灯や白熱灯から消費電力の少ないLEDラ ンプへの代替が進むため、同社も国内市場が09年度の350億円から15 年度は2200 億円になると予測する。

LED照明器具は、LED素子とその半導体、これらを配線など でつないだモジュール(複合部品)、光の拡散などを行うレンズ、ラン プ、電源ユニットなどを組み立てて製造する。静岡県掛川市の工場で、 昨年からレンズや電源ユニットの内製化を進めており、今年はモジュ ールも自社生産を始める。関連する設備投資は開示していない。

同社は6月にビル、店舗、工場など施設用のLED照明器具1機 種、7月に家庭用など一般照明のLEDランプ4機種を発売する。家 庭用LEDランプの実勢価格は2500円を切る水準を想定。東芝、パナ ソニック、シャープなどもLEDランプを販売し、価格.COMによる実 勢価格は2000 円台から1万円超までと幅広い。

LED照明はランプなど関連事業を手掛ける電機メーカー各社が 昨年来、積極的に取り組んでいる。シャープが早期の売上高500億円、 東芝が15年度に同3500億円、パナソニック電工が15年度に同1000 億円(電球を除く)を、それぞれ目指すと公表している。

三菱電機の午前終値は前日比1円(0.1%)安の767円。

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