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金融機関、出張費削減のチャンス逸する-雇用改善で社員に発言力戻る

リセッション(景気後退)のピー クに出張費の削減を怠った銀行は、金融業界の雇用状況が改善してい るため経費削減の機会を逸したと、英銀HSBCホールディングスの 英出張管理責任者リー・ホワイティング氏は指摘した。

HSBCの英国従業員5万人に対する出張と社用車の管理業務の 責任者を務めるホワイティング氏によると、金融機関は通常、不況下 では従業員に割増価格のフライトや高級ホテル宿泊を永続的に制限す るよりも、従業員に出張費の抑制を任せているが、最近になって出張 費の請求額が再び増えているという。

リー氏はインタビューで「従業員に発言力が戻っている」と述べ、 「確かに投資銀行部門では従業員に有利な状況だ。彼らに出張で安め のホテルに宿泊させ、旅客機のエコノミークラスを利用させようとす れば、退社してほかの金融機関に移籍するだけだろう」と語った。

国際航空運送協会(IATA)の6月16日の発表によると、2010 年1-3月(第1四半期)のファーストクラスとビジネスクラスの利 用者数は7.6%増加した。4月はアイスランドの火山噴火を受けて欧 州で欠航が相次いだものの、1.1%増加した。

英人材あっせん会社モーガンマッキンリーの調査によると、ロン ドン金融業界の平均給与は前月比9%増の5万5353ポンド(約745 万円)。求人数は前年同月比で82%増の5733人だった。4月は3% 増だった。

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