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キャンバス株ストップ安気配、武田薬との新薬共同開発解消

抗がん剤の研究開発に取り組むキ ャンバス株がストップ安(制限値幅いっぱいの下げ)売り気配のまま午 前の取引を終了。前日比150円(19%)安の643円で、20万株の売り 超過となっている。抗がん剤「CBP501」の武田薬品工業との共同事 業化契約を解消したと17日に発表した。大手スポンサーの消失で同薬 の先行き不透明感が強まった。

いちよし経済研究所の山崎清一シニアアナリストは、「スポンサー がいったんいなくなった格好で、ネガティブ・サプライズだ。次の提携 先を早く見つけることが重要」と述べている。

キャンバスと武田薬が17日の取引終了後に連名で公表した報道資 料によると、契約解消は、武田薬ががん領域の開発パイプライン(新薬 の品ぞろえ)を見直し、CBP501の開発優先順位を落としたことが背 景。このため、「これまでに得られているデータからは、同薬の有効性 と安全性に関して今後の開発継続を妨げるような事象は見出せない」と 同資料では指摘している。

山崎氏は「開発パートナーがこのように述べるのは異例で、CBP 501そのものには問題ない」とみている。

キャンバス取締役最高財務責任者の加登住眞氏は、CBP501の共 同開発を求める提携先パートナーは必ず現れると述べたうえで、「株式 の新規上場や今回の受取補償金などで資金的な余裕はあるため、あせら ずに最適なパートナーを選びたい」としている。

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