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英BP:最低50億ドルの与信枠設定を要請-関係者

メキシコ湾での原油流出事故で220 件超の訴訟を抱える英石油会社BPは、補償金支払いに備えて複数の 銀行に最低50億ドル(約4500億円)の与信枠設定を求めている。B Pから打診された銀行関係者2人が明らかにした。

関係者の1人によると、BPは期間1年の与信枠を要請。非公開 協議だとして匿名で語った両関係者は、各行との交渉は個別に行われ ていると話した。設定されれば、BPがまだ利用していない既存の105 億ドルの与信枠に追加される格好という。

与信枠設定は、起債による資金調達コストが上昇した場合への備 えとなる。格付け会社フィッチ・レーティングスは15日、BPの格付 けを「AA」から「BBB」に6段階引き下げた。スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)も17日、長期信用格付けを「AA-」から 「A」に2段階引き下げた。BPの2009年の営業キャッシュフロー(現 金収支)は277億ドル。

BPの広報担当、シーラ・ウィリアムズ氏は資金調達に関する取 り決めについてのコメントを控えた。

S&Pは格下げ理由として、原油流出予想量の増加と米議会公聴 会を挙げ、これらにより、BPが支払う見込みの損害賠償は膨らむと 説明した。短期格付けも最上級から「A-1」に1段階下げた。見通 しは「ネガティブ」を維持している。

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