コンテンツにスキップする

キング新UAW委員長:トヨタなど海外勢従業員の組織化優先

(3段落目以降にトヨタに関する発言を追加して更新します)

【記者:Keith Naughton】

6月18日(ブルームバーグ):16日に全米自動車労組(UAW) の新委員長に選出されたボブ・キング氏は、トヨタ自動車など海外勢の 従業員の組織化が自身の「最優先課題」だと述べた。

キング新委員長(63)は17日、デトロイトでのUAW会議で就 任後初の演説を行い、「われわれが組合結成の権利を支えることを通じ て、トヨタやホンダ、日産、ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動 車)、起亜自動車とすべての組合非加盟工場を支援しなければ、これま で行ってきた譲歩を取り戻すことはできない」と語った。

同委員長は、同会議後に記者会見し、トヨタ自動車の豊田章男社 長がカリフォルニア州フレモントで米ゼネラル・モーターズ(GM) と共同で運営していた工場(ニュー・ユナイテッド・モーター・マニ ュファクチャリング=NUMMI)を閉鎖した後に、ミシシッピ州の UAW非加盟の工場の建設再開計画を進めていることを批判した。

同委員長は、「豊田章男社長の父親がわれわれに語った、高品質の 車を作り生産性を上げれば終身雇用にするという言葉に反してトヨタ は生産施設を移している」とした上で、「トヨタ最大の市場であるカリ フォルニアに対して、これは道徳的に正しいだろうか」と疑問を投げ掛 けた。

NUMMIは、トヨタにとって唯一のUAW加盟の米国内工場だっ た。同委員長は、「トヨタがNUMMIを閉鎖した唯一の理由は、これ がUAW加盟の工場だったことだ」と述べ、「豊田社長よ、あなたが米 国における安全性と品質を本当に気にかけるなら、ミシシッピ州ではな くフレモントに戻って『カローラ』を生産するだろう」と訴えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE