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【個別銘柄】消費者金融、銀行、レオパレ、スクリン、CTC、ガイシ

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

消費者金融株:プロミス(8574)が前日比6.1%安の648円、武富 士(8564)が7.6%安の279円、アコム(8572)が5.6%安の1129円な ど軒並み下落。改正貸金業法が18日に完全施行された。多重債務者問 題の解決に向け、収入に応じた融資額の「総量規制」導入や貸出上限金 利の引き下げなどが柱。消費者金融業者にとっては大きな収益の圧迫要 因となるため、あらためて売り圧力が高まった。

銀行株:三井住友フィナンシャルグループ(8316)が1.7%安の 2650円、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1.4%安の 420円など。欧州連合(EU)は17日、ベルギー・ブリュッセルでの 首脳会議で、銀行や金融取引に対する世界規模での課税を推進させる方 針を表明した。金融機関を対象にしたストレステスト(健全性審査)の 結果を公表することでも合意。世界的な金融規制、監督強化を懸念した 売りが優勢となった。

レオパレス21(8848):13%安の298円。クレディ・スイス証券 は17日、管理するアパート入居率の低下により、増資リスクが高まる などとして、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」、目標株 価を500円から230円に引き下げた。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)が1%安の312円など安く、東証1部 鉄鋼指数は33業種の下落率で6位。ゴールドマン・サックス証券は17 日、アジアの鋼材需要は相対的に高い水準で推移すると見るものの、年 後半の「みかけ」需要が低調と見られることなどから、鉄鋼株のカバレ ッジビューを短期的に「アトラクティブ」から「ニュートラル」に引き 下げた。

キユーピー(2809):3%高の1025円。第2四半期累計(09年12 月-10年5月)の連結最終利益は従来予想から32%上振れ、前年同期 比53%増の62億円になったもよう、と前日発表。景気低迷の影響で売 上高は予想値を3%下回るが、主原料の安定購入やコスト削減が奏功し た。収益性の改善を評価した買いが優勢だった。

キャンバス(4575):150円(19%)安の643円ストップ安。抗が ん剤「CBP501」の武田薬品工業(4502)との同事業化契約を解消し た、と前日発表し、同薬の先行き不透明感が強まった。いちよし経済研 究所の山崎清一シニアアナリストは「スポンサーがいったんいなくなっ た格好で、ネガティブ・サプライズ」と指摘。

エクセディ(7278):4.6%高の2444円。モルガン・スタンレーM UFG証券は17日、投資判断を「イコールウエート」から「オーバー ウエート」、目標株価を2400円から2900円に引き上げた。

半導体製造装置:大日本スクリーン製造(7735)が6.7%高の478 円、東京エレクトロン(8035)が0.5%高の5690円など。国際半導体 製造装置材料協会が発表した5月の北米の半導体製造装置のBBレシオ (出荷額に対する受注額の割合、3カ月移動平均)は1.12と前月の

1.13から小幅に低下したが、受注額は前月比2.8%増と堅調だった。

コーセル(6905):6.1%高の1480円。いちよし経済研究所は17 日、部品不足の影響は秋口までに解消に向かう見通しなどとし、投資判 断「買い」を強調、フェアバリューを1700円から2000円に引き上げた。

栄研化学(4549):3.1%高の830円。昨年12月に厚生労働省に申 請したLAMP法による新型インフルエンザPandemic(H1N1)2009のウ イルスを検出する「Loopamp H1 pdm 2009インフルエンザウイルス検出 試薬キット」の製造販売承認を取得した、と前日発表した。

アスカネット(2438):1万円(18%)高の6万6500円のストッ プ高。東洋経済新報社オンライン版は18日、同社の11年4月期は遺影 写真が堅調、写真集作成事業のプロ、セミプロ向け編集ソフトのテコ入 れもカギになり、経常利益は前期比7.8%増の6億7700万円の見通し と伝えた。

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、4739):3.4%高の3605 円。一時4.2%高の3630円と、08年7月29日以来、約1年11カ月ぶ りの高値を付けた。インターネット経由で情報システムなどのサービス を提供する「クラウドコンピューティング」の普及に伴い、同社の収益 も増大すると期待された。

サンシティ(8910):25%高の2519円ストップ高。債権回収会社 から約18億円の債務免除を受ける見通しとなったと18日付の日本経済 新聞朝刊が報道。経営再建期待から買いが優勢となった。会社側は「憶 測記事であり、報道内容は発表したものではない」とコメント。

セイコーホールディングス(8050):5.3%高の300円。昨年完全 子会社化したセイコーインスツルとの経営統合のさらなる深化などによ り、13年3月期に連結純利益100億円を目指すとした中期計画を17日 に発表した。同期の売上高経常利益率は4%以上、借入金残高は2000 億円以下、売上高は4100億円が目標。

日本ガイシ(5333):3.7%安の1551円。クレディ・スイス証券は 17日、投資判断「アンダーパフォーム」を継続し、目標株価を1600円 から1350円に引き下げた。

豊田合成(7282):0.4%安の2410円。同社の中国・天津の合弁部 品工場で、17日に従業員が賃金改善を求めストライキに入り、一部で 操業を停止している。天津で15日にストがあったのとは別の工場で、 業績への影響が懸念され売りが優勢となった。同社はトヨタ自動車 (7203)系列の部品メーカーで、トヨタ株は1.7%安の3240円。

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