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英BP:追加の与信枠設定で銀行と協議、最低50億ドルか-関係者

メキシコ湾の原油流出事故をめ ぐり220件以上の訴訟に直面する英メジャー(国際石油資本)のB Pは、損害賠償に応じるため、少なくとも50億ドル(約4539億円) の資金調達を模索している。同社に打診されたというバンカー2人が 明らかにした。

バンカーの1人によると、BPは複数の銀行に対し1年間の与信 枠を求めた。また、話し合いが非公開であることを理由にバンカーら が匿名を条件に語ったところによれば、BPは単独で銀行と協議して いる。今回の資金は、BPが保有する105億ドルの未使用の与信枠 とは別に設定されるという。

BPは債券市場での借り入れにコストがかかり過ぎる事態とな った場合でも、今回の与信枠で一段の柔軟性が確保できる。格付け会 社フィッチ・レーティングスは15日、同社の債務格付けを従来の 「AA」から6段階引き下げ、「BBB」とした。BPの2009年 の営業キャッシュフロー(現金収支)は277億ドル。

KBCエナジー・エコノミクスのシニアコンサルタント、マー ク・ロウット氏(ヒューストン在勤)は「BPがフリーキャッシュフ ローでこうした資金を確保できたであろうことを考慮すれば、今回の 手段に頼らざるを得なかったのは驚きだ」と指摘。「これは市場の信 頼回復に向け計画された公算が高い。何らかの措置を示す必要があっ たのだろう」と述べた。

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