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米欧の社債保証コスト低下、スペインの国債入札受けて-CDS取引

17日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米欧企業の社債保証コストが低下。ス ペインの国債入札が発行額を上回る需要を集めたことから、欧州各国 政府の資金調達難への懸念が後退した。

北米と欧州の信用リスクの指標はともに2週間ぶり低水準となり、 北米の指標は6営業日連続で低下した。英メジャー(国際石油資本) BPの社債保証コストは4日ぶりに下げに転じた。同社が配当を年内 見送ることを決めたほか、米史上最悪となったメキシコ湾原油流出事 故の損害補償に向けた基金創設に合意したことが寄与した。

スペインの国債入札を受けて、ユーロはほぼ3週間ぶりに1ユー ロ=1.24ドル台を回復。欧州が、信用市場を混乱に陥れたソブリン 債危機を抑えることができるとの楽観的観測が高まった。欧州の緊縮 財政措置により世界の景気回復が軌道を外れるとの懸念が広がる中、 北米の信用リスクの指標はここ2週間、ユーロ相場との連動を強めて きている。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプ レッドはニューヨーク時間午後4時31分(日本時間18日午前5時 31分)現在、4.1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 の113.1bp。投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイッ トiTraxx欧州指数は6.25bp低下の120.75bpと、3日以来 の低水準。

CMAデータビジョンによれば、BPのCDSスプレッドは

107.5bp低下の468bp。原油流出事故で同社の営業キャッシュフ ロー(現金収支)が損なわれるとの懸念に伴い、5月31日から前日 までに482bp上昇していた。

-- Editors: Chapin Wright, Richard Bedard

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net  Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Shannon D. Harrington in New York at +1-212-617-8558 or sharrington6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Alan Goldstein at +1-212-617-6186 or agoldstein5@bloomberg.net

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