コンテンツにスキップする

英BP株が急反発、原油流出補償基金の段階的導入を好感

英石油会社BPが原油流出事故の 被害補償へ向け200億ドル(約1兆8000億円)の基金創設を決めた ことを手掛かりに、同社の株価が急反発。上げ幅は過去19カ月で最 大となった。BP債の保証コストも低下した。

BPは16日、メキシコ湾原油流出事故の被害補償のための資金 拠出をオバマ米大統領に求められたのを受け、配当の一時取りやめを 決定し、資産売却により現金を確保することを約束した。BPの株価 は事故が発生した4月20日から45%急落、時価総額の約550億ポ ンド(約7兆4000億円)が吹き飛んだ。

英レンズバーグ・ファンド・マネジメントで約17億ドル(約1940 億円)相当の資産運用に携わるコリン・モートン氏は「状況はいくら かはっきりしたが、200億ドルという金額で足りるのか、もっと必要 になるかはまだ不明だ」と指摘。「これが最終的なコストなら、十分 過ぎるほど適切に株価に反映されている」と続けた。

BPのトニー・ヘイワード最高経営責任者(CEO)は17日に 下院エネルギー・商業委員会の公聴会で証言する。準備原稿によると、 同CEOは爆発事故と原油流出について「深く反省している」と表明 する。カールヘンリック・スバンベリ会長は16日に大統領と会談し た後、損害補償の原資を特別預託口座に4年間で拠出することに合意 した。

ロンドン時間午後3時13分現在、BP株は362.20ペンス。一 時は9.7%高と、日中取引では2008年11月以来の大幅高となった。 前日は1.5%安の337ペンスと、1997年4月以来の低水準まで下げ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE