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グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市 場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は7営業日続伸し、1年1カ月で最長の上げとなっ た。香港の企業利益が伸びるとの期待から買われた。

米ウォルマート・ストアーズなどに商品を納める香港の商社、リ ー・アンド・ファン(利豊、494 HK)は4.4%高。米ニューヨーク 連銀の6月の同地区の製造業景況指数が11カ月連続で活動拡大を示 したことなどに反応した。

沖合石油探査で中国最大手の中国海洋石油(Cnooc、883 HK)はHSBCホールディングスによる投資判断引き上げを受けて

2.3%高。

一方、香港の不動産会社、ヘンダーソン・ランド・デベロップメ ント(恒基兆業地産、12 HK)は、高級マンション20戸について見 込客が購入をキャンセルしたことから2.3%安と売り込まれた。

ハンセン指数は前営業日比76.25ポイント(0.4%)高の

20138.40。同指数を構成する43銘柄中、上昇は27銘柄、下落は 14銘柄、2銘柄が変わらずだった。ここ7営業日で3.9%上昇し、 2009年5月8日までの7営業日以来で最長の続伸。ハンセン中国企 業株(H株)指数は前営業日比0.2%上昇し11583.50。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト(シドニー 在勤)、ネーダー・ナエイミ氏は「市場は大量の悪いニュースを消化 しなければならなかったが、企業業績という点では期待している」と 述べた。

このほか、英スタンダードチャータード銀行(2888 HK)は中 国農業銀行と提携の方針を示し4.1%上昇。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。鉄鋼や医薬品株を中心に値下がりした。申 銀万国証券が鉄鋼業界の投資判断を引き下げたほか、医薬品株につい ては複数のアナリストが、利益見通しに対し株価は過大評価されてい る可能性があると指摘したことが嫌気された。

宝山鋼鉄(600019 CH)は1%、河北鋼鉄(000709 CH)は

1.2%それぞれ下落した。鉄鋼メーカーの利益率が縮小する可能性が あると申銀万国証券が指摘したことが嫌気された。また、江蘇恒瑞医 薬(600276 CH)が医薬品株の下げをけん引。医薬品株は今年、C SI300指数の業種別で2番目に高いパフォーマンスを示している。

一方、中国工商銀行(ICBC、601398 CH)や中国建設銀行 (601939 CH)は上昇。市中銀行の現金不足を和らげるため、中国 人民銀行(中央銀行)がより緩和的な金融政策を採用する可能性があ ると中信証券(Citic証券)が指摘したことに反応した。

好望角股權投資管理(上海)の鄭拓社長は、「引き締め措置の結 果として、7-9月(第3四半期)に景気や企業収益の伸びが鈍化す るのは確実だろう」と述べた上で、「こうしたマイナス材料の一部は 株価にすでに織り込まれたもようだが、経済が二番底に陥る可能性は 大きい。相場はこの水準で推移するだろう」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は、前営業日比9.70ポイント(0.4%)安の

2560.25で終了。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300 指数は同0.6%安の2742.73。中国株式市場は14日から16日まで 祝日のため休場した。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のセンセックス30種株価指数が7営業 日続伸と、ほぼ10カ月で最長の上昇局面となった。景気拡大が追い 風となりそうな銘柄が買われた。

インドの携帯電話サービス会社リライアンス・コミュニケーショ ンズは約8カ月ぶり高値。同社が傘下部門の株式売却で資金を調達す ると、同国紙ヒンズー・ビジネスラインが報じたことがきっかけ。国 内最大のエネルギー探査会社、石油天然ガス公社(ONGC)は

1.9%高。ドイツ銀行が同銘柄の買いを推奨したことが好感された。

ボンベイ証券取引所のセンセックス指数は前日比153.82ポイン ト(0.9%)高の17616.69と、4月27日以来の高値で引けた。こ の日は方向感のない取引に終始した。

リライアンス・コミュニケーションズ(RCOM IN)の終値は

2.4%高の191.70ルピー。海底ケーブルシステム部門リライアン ス・グローバルコムの株式のうち26%売却することで、5億ドルの 資金を調達する可能性がある。ONGC(ONGC IN)は1186.05ル ピーで終了。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比31.7ポイント(0.7%)安の

4527.3。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比2.59ポイント(0.2%)高の

1707.92。

【台湾株式市況】

加権指数は前営業日比61.72ポイント(0.8%)高の

7515.78。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比2.99ポイント(0.1%)安の2843.95。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比1.34ポイン ト(0.1%)高の1304.47。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比2.70ポイント(0.3%)高の789.34。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比32.44ポイント(1.1%)高の

2891.10。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比5.87ポイント(0.2%)高の

3313.52。

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