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アジア、資本規制への「滑りやすい坂」を避ける必要ある-ブラウンB

アジアでは自国通貨の大幅な変動 を抑制する措置を講じる動きが相次いでいるが、ブラウン・ブラザー ズ・ハリマンは、各国の規制当局は資本規制への「滑りやすい坂」を 転げ落ちることは避けなければならないと指摘する。

インドネシア中央銀行は16日、中銀債券に投資する投資家に対し 最低1カ月間の保有を義務付けると発表。韓国当局は13日、銀行の外 国為替デリバティブ(金融派生商品)の持ち高を一定の水準以下に抑 えることを柱とする規制強化を打ち出した。インドは今週、すべての 株式取引に対しキャピタルゲイン税を課す案を公表し、パキスタンも 同様の措置を5日に発表した。

ブラウン・ブラザーズのシニア為替ストラテジスト、ウィン・シ ン氏(ニューヨーク在勤)は16日付のリポートで、「こうした措置が 特に懸念されるというわけではないが、世界の市場が極めて不透明で 恐怖感に包まれている時期に規制を導入または検討することは、安定 よりむしろ一層不安定な状況を招く恐れがある」と指摘した。

インドネシア・ルピアと韓国ウォンは昨年、ドルに対してそれぞ れ16%、8%上昇し、アジア通貨の中でパフォーマンス1、2位を占 めた。ウォンは今年に入ってから対ドルで4.9%安の1ドル=1216.40 ウォンと、アジア通貨で最も下げている。ルピアは年初から2.4%上 昇し、1ドル=9167ルピア。

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