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バフェット氏:資産1%あれば十分-残りは「気まぐれ」米経済に寄付

著名投資家ウォーレン・バフェッ ト氏は、保有資産の99%余りを慈善事業に寄付する理由を「非常に きまぐれな」結果をもたらす米経済から恩恵を受けてきたからだと説 明する。

同氏は16日、米誌フォーチュンのウェブサイトに書簡を掲載し、 自身が率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの持ち株の大 半を寄付するとした2006年の約束によって生活が「影響を被ること はない」と強調した。書簡掲載は、米マイクロソフトの共同創業者、 ビル・ゲイツ氏とともに、米富裕層に少なくとも資産の半分以上を慈 善事業に回してほしいと呼び掛ける一環。

バフェット氏は「わたしが手にした幸運は、時には混乱をもたら すものの総じて米国の利益にかなっている市場システムの中で膨らん だものだ」と指摘。「他人の命を救うために戦場で戦う人に勲章を授 与し、良い先生には生徒の親から感謝が示される社会で働いてきたが、 この経済では、証券の価値が不適切だと見分けられるだけで巨額の富 を得られることもある。端的に言えば、幸運や富の分配が非常に気ま ぐれな社会だ」と説明した。

バフェット氏(79)とゲイツ氏(54)は富裕層に寄付を促す呼び 掛けを始めた。「寛大な誓い」と題するこの呼び掛けにはゲイツ氏の メリンダ夫人も参加している。

「資産の少なくとも50%を慈善事業に寄付するとの約束」を富裕 層に促す理由についてバフェット氏は、自身と家族の生活には資産の 1%があれば十分だとし、それ以上を持ってみても「幸福度や生活の 向上に結び付くことはない」と記している。

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