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ロシア株投資は慎重に、短期投資をけん制-シュワロフ第1副首相

ロシアのシュワロフ第1副首 相は、投資家はロシア株に慎重になるべきだとの見解を示した。政 策当局が景気過熱を阻止し、長期投資を奨励する意向であることを 理由に挙げている。

同第1副首相は16日、モスクワでのブルームバーグテレビジ ョンとのインタビューで、「わたしは、この国での株式投資には非 常に慎重だ」と発言。「工場建設や何か新しいものをロシアにもた らすことのできる本物の投資家を歓迎する」と述べた。

ロシア経済は10年連続のプラス成長後、金融危機の影響で過 去最大の7.9%のマイナス成長に落ち込んだ。シュワロフ第1副首 相は、プーチン首相が推進する投資誘致と経済構造改革を先頭に立 って進めている。英語を話し弁護士資格を持つ同第1副首相は、プ ーチン首相とともに航空機で国内を回るほか、海外投資家と会談し て国内の資産家とのつなぎ役として活動している。

同第1副首相は、ロシアの現代化には時間と忍耐、長期投資が 必要だと述べた。また、政府が歳出抑制を図るため、向こう数年間 の同国成長率が年率5%を超えることはないだろうと言明。国内製 造業者に打撃を与えるのを避けるため、ロシア中央銀行が通貨ルー ブルの取引自由化を急ぐことはないとも述べた。

また、予算の財源として原油と天然ガスに依存するのを完全に やめて、代わりにノルウェーのようにエネルギー収入を投資ファン ドにつぎ込むべきだとの考えを示した。

シュワロフ第1副首相はこのほか、構造的な違いを理由に、ロ シアを他のBRICs諸国であるブラジル、インド、中国と比べる のは公平ではないと主張。ロシアは高い成長率よりも、経済の質の 変化に関心があると述べた。

2010年1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は、 ロシアが前年同期比2.9%増。ブラジルは9%、中国は11.9%、イ ンドは8.6%それぞれ増加した。

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