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5月の米CPIは2カ月連続低下へ、景気先行指数は上昇か-BN調査

5月の米消費者物価指数(CPI) は2カ月連続で低下し、同月の米景気先行指数は上昇したと予想され ている。物価が落ち着いた状況下での景気拡大を示すものになるとエ コノミストは指摘している。

ブルームバーグの調査によれば、米労働省が17日に発表する5月 のCPIは前月比0.2%低下(79社の予想中央値)したもよう。4月 は同0.1%低下だった。食品とエネルギーを除いたコア指数は同0.1% 上昇(77社の予想中央値)したとみられる。4月は前月から変わらず だった。

一方、民間調査機関コンファレンス・ボードが同日発表する5月 の景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.4%上昇(58社の予想 中央値)し、景気拡大が7-9月(第3四半期)も続くことを示唆す るとみられている。上昇すれば過去14カ月間で13回目となる。4月 は同0.1%低下した。

米ウォルマート・ストアーズなどの小売業者は、消費者が10%近 い失業率や住宅差し押さえの増加に直面するなか、値下げによる販売 てこ入れを図っている。インフレ圧力は抑制されており、米連邦準備 制度理事会(FRB)が今後数カ月間、政策金利をゼロ付近に維持す ることで米経済の活性化を支援する余地がある。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのシニアエコノ ミスト、ロバート・ダイ氏は「非常に厳しい、長期間のリセッション (景気後退)を抜け出してきたため、米経済には相当なたるみが存在 する」と指摘。インフレが根付くような状況にはないとの見方を示し た。

CPIは午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発表される。 予想レンジは前月比0.4%低下-0.1%上昇で、2008年12月以来最大 の低下となる可能性がある。

前年同月比では2%上昇(40社の予想中央値)と、昨年11月以 降で最小の上昇率にとどまる見通しだ。4月は同2.2%上昇だった。 コア指数は同0.9%の上昇(38社の予想中央値)と、1966年1月以来 の低い伸びだった4月と一致する見込み。

コンファレンス・ボードは午前10時に景気先行指標総合指数を発 表する。

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