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BPのCEO:複合的な不具合が流出事故につながった-17日証言へ

英BPのトニー・ヘイワード最高 経営責任者(CEO)は17日に予定されている下院エネルギー・商業 委員会の公聴会で、米国史上最悪の原油流出を引き起こしたメキシコ湾 の油井の爆発事故について、複合的な不具合が事故につながったとし、 「深く反省している」との見解を示す。

公聴会での証言のために準備した原稿によると、ヘイワード氏は 「前例のない不具合が組み合わさったことによる複雑な事故」とした上 で、「BPを含め多くの企業が関与しており、原因を理解するには単に 時期尚早だ」と表明する。

ヘイワード氏が議会で証言するのは、原油流出事故発生以降初め て。米政府は油井からの原油流出が日量最大6万バレルに達すると推計 している。BPは16日、損害賠償請求に対応するため200億ドル(約 1兆8300億円)を拠出するとともに失業したリグ(石油掘削装置)関連 労働者支援のため1億ドルを提供することでオバマ米大統領と合意し た。

同委員会のワクスマン委員長(民主、カリフォルニア州)と監視・ 調査小委員会のステュパック委員長(民主、ミシガン州)は15日、ヘ イワード氏あてに送付した書簡で、事故の数日前にBPが行った5つの 決定に関する質問に対する回答を準備するよう要請。「BPは時間と経 費を節約するために、爆発事故リスクを増大させる決定を次から次へと 行ってきたようだ」と指摘していた。

ヘイワード氏の証言原稿には議員らの質問への直接的な回答は含ま れていない。ただ、BPのこれまでの社内調査で「今回の事故は、多く のプロセスやシステム、機器の明らかな不具合によって引き起こされた ことが示唆されている」との見方を示している。

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