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米FRB議長:米議会は金融規制改革で「大幅な前進」

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は、米議会がより厳格な金融規制の導入に向けた措置 を講じていると評価し、FRBも資本基準の強化などを含め、独自に 監督の在り方の改善を目指していると述べた。

16日のニューヨークでの講演テキストによると、バーナンキ議長 は金融規制強化について「米議会が大幅に前進した」との認識を示し、 「われわれも改革の計画立案と実行を続ける」と語った。

バーナンキ議長は、上下両院がそれぞれ可決した金融規制改革法 案の一本化作業に取り組むなか、信用危機再発の防止策に関して講演。 破たん金融機関の段階的縮小に向けた秩序ある手法の策定などを含め、 法案について多くの面で議会が前進したと述べ、「預金保険対象金融 機関を期せずして保有するかどうかにかかわらず、システミックリス クのある企業はすべて、共通の包括的な監督・規制の枠組みを適用す る必要がある」との見解を示した。

議長は講演後の質疑応答では、金融規制法案の成立後に「これを 評価するには、市場参加者や監督当局者などによる経験と実践、時間 が必要になる」との見方を示した。

議長はまた、FRBが既に銀行の資本基準の強化や、規制と銀行 が直面するリスクの関連付けに取り組んでいると述べ、こうした改革 で「金融機関はシステム全体に対する不都合な衝撃をよりうまく耐え ることが可能」になると指摘。さらにFRBが金融データの収集・分 析の改善や、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)などのデ リバティブ(金融派生商品)に関する透明性の向上を図っていると説 明した。

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