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米社債保証コスト、5日連続低下-鉱工業生産指数の予想上回る伸びで

16日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストは5営業日連続 の低下。5月の米鉱工業生産指数は予想を上回る伸びとなり、鉱工業 生産の拡大で米経済が欧州のソブリン債危機の影響を乗り切れる可能 性が示唆された。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプ レッドは、1.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して

117.3bpと、3日以来の低水準。スプレッド低下は通常、投資家心 理の改善を意味する。

スペイン国債の保証コストが上昇するなかでも、同指数が低下し たのは、鉱工業生産の伸びが米景気回復を下支えする可能性があると 投資家が見込んでいるためだと、シティグループのクレジットストラ テジスト、ミハイル・フォー氏(ニューヨーク在勤)は指摘する。メ キシコ湾に流出した原油の処理に用いられる分散剤を製造する米ナル コ・ホールディングの社債保証コストは低下した。

フォー氏は電話インタビューで、「過去数週間にわたり、われわれ はさらに強気になっている」と指摘。「相場の底が確立された可能性 がある」と述べた。

CMAデータビジョンによれば、スペイン国債のCDSスプレッ ドは11.2bp上昇の258.2bp。ナルコは35.4bp下げて467.8b p。

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