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米国株:下落、フェデックス利益予想と住宅着工減を嫌気

米株式相場は総じて下落。午前 に発表された5月の住宅着工件数が前月比で減少したほか、小荷物輸 送フェデックスの利益見通しが市場予想を下回ったことが背景。

フェデックスは下落。同社は医療関連や年金のコスト増で利益 を圧迫するとの見通しを示した。米住宅金融のファニーメイ(米連邦 住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)は急落。 当局が2社に対し、証券取引所の上場廃止を指示した。

米国市場に上場する英BPの株価は上昇。一時的にエネルギー株 が上昇、相場を押し上げる場面もあった。BPは原油流出の賠償で 200億ドルの拠出に合意した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は2対3。S &P500 種株価指数は前日比0.1%安の1114.61。一時は0.3% 上昇した。ダウ工業株30種平均は4.69ドル(0.1%未満)上昇し て10409.46ドル。

ヘネシー・アドバイザーズの資産運用マネジャー、フランク・ インガーラ氏は、「市場はニュースを材料に取引しており、メキシコ 湾には注目が集まっている」と述べた。

S&P500種は4月23日の1年7カ月ぶり高値から6月7日 までに14%下落した。欧州の債務危機で景気が回復軌道を外れると の懸念やBPの原油流出事故などが影響した。S&P500種は7日以 降これまでに6.1%値を戻している。

フェデックス安い

フェデックスは6%下落。フェデックスが発表した通期の利益見 通しはアナリスト予想を下回った。エクスプレス便の需要回復ペース の遅れが背景だ。同社が16日発表した資料によると、2011年度の 1株当たり利益は4.40-5ドル。ブルームバーグがまとめたアナリ ストの予想平均では5.07ドルだった。

BPは1.4%上昇。同社は今年第1-3四半期の配当支払いを 中止すると発表した。同社はまた、メキシコ湾の原油流出に伴う損害 賠償に備え、200億ドルの拠出に合意した。

テクノロジー株

アップルは2.9%上昇。同社は携帯電話の最新モデル「iPh one(アイフォーン)4」の先行予約が受付初日の15日に60万 件を超えたことを明らかにした。大量の予約受付でコンピューターシ ステムに障害が発生、販売提携先のAT&Tは受注を一時停止した。

テクノロジー株は0.2%上昇、S&P500種産業別10指数の 中では値上がり率3位だった。

住宅関連小売りのホーム・デポは0.4%安。米商務省が発表し た5月の住宅着工件は前月比10%減の59万3000戸だった。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は64万 8000戸。前月は65万9000戸と、速報値の67万2000戸から下 方修正された。

S&P500種の一般消費財サービス株は0.6%下落。産業別 10指数の中で下落率最大だった。

原題:Most U.S. Stocks Fall on FedEx Outlook,

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