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英BP:配当を取りやめ-現金確保で資産売却計画を拡大へ

英石油会社BPは、メキシコ湾原 油流出事故の被害補償のための資金拠出をオバマ米大統領に求められ たのを受け、今年1-3月(第1四半期)から7-9月(第3四半期) までの配当を取りやめることを決めた。BPは現金を確保するため、 支出を減らし、予定より多くの資産を売却することを明らかにした。

BPの16日の発表資料によると、同社は21日に支払う予定だっ た1-3月期の配当を取りやめる。また、4-6月期と7-9月期の 配当も見送る。

カールヘンリック・スバンベリ会長は、16日にオバマ大統領とワ シントンで会談した後、「今日発表した合意が湾岸地域住民により大き な安心を提供し、BPとその株主により大きな透明性を与えると確信 している」と述べた。

オバマ大統領は15日の国民向け演説で、原油流出事故の被害補 償のための基金創設を求めた。これを受け、スバンベリ会長とトニー・ ヘイワード最高経営責任者(CEO)は、向こう数年間にわたって200 億ドル(約1兆8300億円)を特別預託口座に拠出することに同意し た。

BPの年間配当は約100億ドル。英FT100種指数を構成する企 業の昨年の配当総額の約14%を占めた。格付け会社フィッチ・レーテ ィングスは15日、コスト増に対する懸念を理由にBPの格付けを6 段階引き下げ「BBB」とした。

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