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カナダ中銀総裁:政策金利の行方は「事前決定」されていない

カナダ銀行(中央銀行)のカー ニー総裁は、世界の景気回復がまだら模様になっているほか、欧州経 済が再び悪化する可能性があると指摘。そうしたことから、同中銀の 今後の政策金利引き上げは「事前決定」されてはいないと述べた。

カーニー総裁は16日、プリンス・エドワード島のシャーロット タウンで講演し、「カナダ中銀は内需に存在するインフレのモメンタ ム(勢い)と、まだら模様の度合いを強める世界の景気回復という相 反する要因の間でバランスを取る必要がある」と指摘。「そうした相 いれない影響力の規模と変動性を踏まえると、いかなる金融政策の行 方も事前に決定されることがないのは明白だ」と言明した。

このほか、カナダが向こう2年間、主要7カ国(G7)の中では 最も速いペースで成長するとの見通しを示す一方、先行きには「かな りの不透明感」が伴うと説明した。また、新興国は「力強いモメンタ ム」の恩恵を受けているほか、日本や米国といった先進国は景気回復 を確固たるものにしつつあると指摘。一方で、「欧州経済は再び悪化 する可能性がある」と語った。

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