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米住宅着工:5月は10%減、一戸建て91年来最大の下げ

5月の米住宅着工件数は前月比で 減少、下げ幅は予想を上回った。住宅購入者向けの税控除措置が終了 し、政府支援を失った住宅市場での反動減が示唆された。

米商務省が16日に発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み、 年率換算、以下同じ)は前月比10%減の59万3000戸だった。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は64万 8000 戸。前月は65万9000戸と、速報値の67万2000戸から下方 修正された。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのシニアエコノ ミスト、ロバート・ダイ氏は「住宅建設業者が非常に不安を感じてい るのは明らかだ。これまでの回復は穏やかなペースにとどまっており、 業者の不安ももっともだ。今後の住宅購入が税控除の効果と反対方向 に進むというのが懸念事項だ」と語った。

先行指標となる5月の住宅着工許可件数は57万4000件(前月 61万件)と、昨年5月以来の最低に落ち込んだ。市場予想では62万 5000 件への増加が見込まれていた。

一戸建ての住宅着工は前月比で17%減少して46万8000戸。景 気後退と湾岸戦争突入が重なった1991年1月以来で最大の落ち込み だった。変動の大きい集合住宅は33%増の12万5000戸だった。

市場規模最大の南部で21%減

地域別では全米4地域のうち2地域でマイナスとなった。特に市 場規模最大の南部が21%減と大きく後退した。北東部は6.3%の減 少だった。

現在建設中の住宅は年率47万5000戸と過去最低に落ち込んだ。

ックしてご覧ください。

原題:Housing Starts in U.S. Fell to 593,000 Pace in May (Update2)

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