NY原油(30日):3週間ぶり高値、ドル下落と米GDP増加で

ニューヨーク原油相場は3週間 ぶりの高値に上昇。ドルが下げたほか、1-3月(第1四半期)の 米国内総生産が増加し、燃料需要が高まるとの兆しが示された。

原油は一時1.6%高。ギリシャが救済策を受けるための財政赤字 削減で合意するとの観測から、ドルの対ユーロ相場が下げたことが きっかけだった。米商務省が発表した1-3月(第1四半期)の実 質国内総生産は前期比3.2%増加。直近6カ月間の伸びは2003年以 降で最大となった。

食料やエネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、ラ ウンド・アース・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョ ン・キルダフ氏は、「原油は引き続きドルの下落に下支えされてい る」と指摘。「欧州当局者はギリシャ支援で合意に近づいているよ うだ。また、米GDPもまずまずの内容だった」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物6月限は前 日比0.98ドル(1.15%)高の1バレル=86.15ドルで取引を終了した。 一時は86.50ドルと、7日以来の高値を付ける場面もあった。月間 ベースでは2.8%上昇。3カ月連続で値上がりした。

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