1-3月期GDPは年率6%成長、2期連続プラス-民間機関予測

国内の民間調査機関は、30日ま でに公表された鉱工業生産などの経済指標を受け、今年1-3月期の 国内総生産(GDP)1次速報値の予測を相次いで発表した。それに よると、同期は民需と外需がともに伸び、前期比年率換算で6%台の 高成長が見込まれている。内閣府は5月20日午前8時50分に1次速 報値を公表する。

ブルームバーグ・ニュースが民間調査機関8社の予測を集計し たところ、実質GDPの中央値は前期比1.5%増、年率換算では6.1% 増となった。昨年10-12月期(2次速報値)では、それぞれ0.9%増、

3.8%増。アジア向けを中心とした輸出の増加に加え、個人消費、設備 投資、住宅投資などの民需も軒並みプラスを見込む。一方、公共投資 については減少を予想している。

ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎主任研究員は「引き続き外需が成 長率を大きく押し上げるなか、民間消費、設備投資の増加が続き、住 宅投資が5四半期ぶりに増加に転じた」と予測。また「設備投資が2 四半期連続で増加したことで、企業部門の改善傾向が明確になるとと もに、家計部門にも明るさが見え始めた」と指摘し、「雇用・所得環 境の悪化に歯止めがかかったことも消費の下支え要因となっている」 との見方を示した。

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実質GDP前期比   GDP年率 (%) 野村証券         1.3          5.5 みずほ総研        1.4          5.9 日本総研         1.1          4.6 三菱総研         1.5          6.2 ニッセイ基礎研      1.6          6.5 第一生命研究所      1.5          6.1 農林中金総研       1.6          6.4 三菱UFJリサーチ&コンサルティング   1.3          5.3

--共同取材 氏兼敬子 Editor: Norihiko Kosaka, Hitoshi Ozawa

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