米上院、金融規制改革法案の審議開始-民主党が条項の修正に同意

米上院は29日、民主党の金融規制 改革法案の審議を開始した。同法案は、605兆ドル規模の店頭デリバ ティブ(金融派生商品)市場について正式な規制構造を初めて創設す ることなどが柱。

審議入りは共和党の同意により実現した。同法案はオバマ大統領 の提案に基づくもので、世界大恐慌以降最悪の金融危機に対応し、ウ ォール街の監督体制を強化するのが狙いだ。

法案を提出した上院銀行委員会のドッド委員長(民主、コネティ カット州)は29日、審議入りに際し「言うまでもなく現状維持は受け 入れられない」と指摘。「金融規制システムの現在の構造が米国民を危 険にさらしている状況を放置することはできない」と述べた。

共和党が審議入りに応じたのは、2008年に議会が承認した7000 億ドル規模の金融安定化策と同様の方法での金融機関救済を回避する ことを狙った条項案で、民主党が修正に同意したため。

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