中国工商銀の1-3月:18%増益-景気回復で融資需要拡大

時価総額で世界最大の銀行、中国 工商銀行(ICBC)の2010年1-3月(第1四半期)決算は、純 利益が前年同期比18%増加した。中国経済の回復に伴い融資需要が高 まった。

同社が29日発表した資料によれば、純利益は415億5000万元 (約5700億円)と、前年同期の351億5000万元から増加した。ブ ルームバーグが集計したアナリスト5人の予想平均(436億元)には 届かなかった。

中国政府が不動産投機の取り締まりを強化する中、ICBCは第 1四半期に貸倒引当金を積み増した。中国の銀行株は今年に入り 下落。国内景気の勢いは増しているものの、昨年の記録的な融資で銀 行は増資を迫られるとみる投資家の懸念を反映している。

UOBケイヒアン・インベストメントのアナリスト、シェン・ナ ン氏(上海在勤)は「大手銀行が一段と厳しい規制の導入、あるいは 資産価値の劣化に備えて必要以上に引当金を積み増しているようだ」と 指摘。「この傾向は年内は続くだろう」と語った。

--Luo Jun. With assistance from Zhao Yidi in Beijing. Editors:Philip Lagerkranser, Chitra Somayaji

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