NY金:続伸、昨年12月以来の高値-通貨に代わる投資需要で

ニューヨーク金先物相場は続伸。 通貨保有に代わる投資需要が高まり、昨年12月以来の高値を付けた。

ユーロ、ポンドおよびスイス・フラン建て金相場は2日連続で過 去最高値を更新。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)が、前日のギリシャとポルトガルの格下げに続き、この日は スペインの長期信用格付けを引き下げたことで、欧州のソブリン債 危機が世界的な景気回復を脅かすとの懸念につながった。

アーチャー・ファイナンシャル・サービシズの商品アナリスト、 スティーブン・プラット氏(シカゴ在勤)は「世界的に広く金が選 好されている」と指摘。「ソブリン債危機をめぐりパニックのよう な反応が広がっており、質への逃避目的の資金が金市場に流れてい る」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物相場6月限は前日比9.60ドル(0.8%)高の1オンス=1171.80 ドルで取引を終了。一時は1175.30ドルと、昨年12月4日以来の高 値まで上昇した。

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