IMF専務理事:ギリシャ支援の具体的な規模はまだ決定していない

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事は、ギリシャ支援の規模はまだ決定していないと 述べた。具体的な支援条件を設定する当局者協議は大詰めを迎えて いる。

ドイツの緑の党ユルゲン・トリッティン議員によると、ストラス カーン専務理事は28日、ベルリンで独議員らに対し、ギリシャは最 大で1200億ユーロ(約15兆円)の支援が必要になる可能性がある と述べた。同専務理事は、ベルリンでの記者会見でギリシャへの支 援額について質問を受けたが、コメントを避けた。

ドイツのショイブレ財務相は記者会見で、同国は早ければ5月7 日に支援内容を最終決定できるだろうと述べた。ドイツの連邦参議 院はこの日にギリシャ支援におけるドイツの負担分を承認すること ができる。同財務相は記者団らに、ユーロ圏は「通貨の安定性」を 守るために行動すると語った。

また欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、「ギリシャは特 別なケースだ。だからこそ賢明な支援策と素早い決断が必要だ」と 述べた。

欧州の政策当局者らは、ギリシャ危機の影響が他国に波及するの を食い止めようと必死だ。ポルトガル債とスペイン債の保証コスト は過去最高水準に上昇した。

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