4月独消費者物価は1%上昇、予想外の鈍化-復活祭が影響

ドイツのインフレ率は4月に事前 予想に反して鈍化した。エネルギーコストは上昇したが、復活祭 (イースター)休暇後の旅行・宿泊関連コストの低下が影響した。

ドイツ連邦統計庁が28日発表した4月の同国消費者物価指数 (速報値)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1%上昇と、3 月の同1.2%上昇から伸びが鈍化した。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト23人の予想中央値では1.3%上昇が見込まれ ていた。4月の実績は前月比では0.1%の低下だった。

世界経済がリセッション(景気後退)から脱却するに伴い、原 油相場は過去1年で67%上昇した。一方では欧州景気が低迷する中、 企業は業績改善に向けコスト削減に取り組み、失業増への懸念から 消費者は買い控えている。また、今年の復活祭が例年よりも早かっ たため、昨年に比べると旅行関連サービスは割安だった。

INGグループ(ブリュッセル)のシニアエコノミスト、カル ステン・ブルゼスキ氏は、「復活祭のタイミングが影響した。ドイ ツ人の休暇が3月に始まったため、4月にはその恩恵がなかった」 と説明。さらに「今年の全体的なトレンドはデフレであり、インフ レではない」と語った。

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