ヘッジファンド監視では競争阻害回避を-米財務次官補代行が呼び掛け

【記者:Rebecca Christie】

4月27日(ブルームバーグ):ソーベル米財務次官補代行は27 日、欧米のヘッジファンドには競争を妨げないような「厳格な監視 体制」が必要だとの認識を示した。

同次官補代行はブリュッセルでの講演で、「一段と厳しい監視体 制が排他主義ではない、公平性の原則を順守することを確実にせね ばならない」とし、オバマ政権の主張を繰り返した。米財務省が公 表した講演原稿で明らかになった。

ガイトナー米財務長官はこれまでに欧州当局者に一連の書簡を 送り、欧州連合(EU)が提案した代替投資規制指針にはEU加盟 国以外の国・地域の企業を締め出す可能性があるとの懸念を表明し ている。これに対し、EUの行政執行機関である欧州委員会のバル ニエ委員は米ヘッジファンドが欧州市場にアクセスできることを保 証しようとしたが、他の当局者はそれよりも前に一段と強力な監視 が必要だと主張した。

同次官補代行はまた、銀行を金融ショックから守るのに必要な 資本の規模に関する一段の協力も呼び掛けた。米国は銀行の自己資 本比率規制「バーゼルⅡ」に従っていく一方で、同規制が一段と強 化されるとみているとも説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE