メリル:中国の利上げの公算一段と低下-ギリシャ格下げで

米銀バンク・オブ・アメリカ(B OA)傘下のメリルリンチは、ギリシャの格下げで世界の景気回復 の脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになったとして、中国が4-6 月(第2四半期)に利上げを実施する可能性は一段と低下したと指 摘した。

同社のエコノミスト、陸挺氏(香港在勤)は28日に電子メール で配布したリポートで、「ギリシャや他の欧州諸国で起こった出来事 は、利上げがまだ時期尚早だと中国の政策当局者に納得させる可能 性がある」と指摘した。

同氏はまた、中国政府が対応を求められている一部の都市での 不動産バブルについて、政策金利を引き上げることなく、住宅ロー ン金利や頭金の割合を通じて退治できる可能性があるとの見方を示 した。

同氏は今年10-12月(第4四半期)に利上げがあるとの見通 しを維持。「ギリシャの格下げで、中国の政策当局者が世界の景気回 復は脆弱(ぜいじゃく)で不透明だと納得する公算は大きい」と指 摘した。

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