英経済は依然として「脆弱な状態」-元英中銀MPCのベスリー氏

イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)の元メンバー、ティモシー・ベスリー氏は、 英経済が依然として「脆弱(ぜいじゃく)な状態」にあると述べた上 で、年内は引き続きインフレを抑制する必要があるとの見解を示した。

同氏は27日、ロンドンでのブルームバーグテレビジョンとのイン タビューで、「いかなる意味においても安心することはできず、このと ころ直面していた問題を乗り越えたとは言えない」と語った。さらに 「景気が回復途上にあるとの見方を支える一連のデータを見るまで、 英経済は幾分脆弱な状態にあると考えざるを得ない」と付け加えた。

現在はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で経 済学教授を務めるベスリー氏は「インフレ上昇は金融政策担当者にと って常に懸念の種だ」と指摘。「現段階では、年末に向けてインフレが 目標水準に戻るのを望むべき理由が複数ある」と説明した。

英国のインフレ率は3月に3.4%に加速した。英中銀は目標を 2%としている。

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