米リーマン:経営陣にバークレイズの利益隠す意図なかった-元社長

2008年に経営破たんした米リーマ ン・ブラザーズ・ホールディングスの元社長ハーバート・マクデード 氏は、英銀2位バークレイズへの証券部門売却交渉にかかわった経営 陣が、バークレイズが利益を上げる可能性をアドバイザーに隠そうと した事実はなかったと言明した。

経営陣の1人だったマクデード氏は、バークレイズが同部門買収 により「ウィンドフォール」(棚ぼた的利益)を得たとして、同行に最 大110億ドル(約1兆240億円)の支払いを求めた訴訟の審理で証言 した。審理はニューヨーク・マンハッタン連邦破産裁判所で26日に始 まった。同氏は現在、投資会社リバー・バーチ・キャピタルの経営メ ンバー。

訴訟は、昨年通期の利益が2倍以上になったバークレイズと、債 権者や顧客への返済原資が必要なリーマンの対立を浮き彫りにしてい る。リーマンは、同社のアドバイザーはバークレイズが証券部門買収 によって利益を上げる事実を把握していなかったと主張している。

マクデード氏は27日の証言で、法律事務所ワイル・ゴットシャ ル・アンド・マンジェスとシンプソン・サッチャー・アンド・バート レットに所属するリーマンの弁護士団は証券部門売却前に同部門の資 産評価のための会合に出席したと指摘した。これに対してリーマンと 同社債権者は、バークレイズには「秘密」の割引が施された上に、そ の事実はリーマンのアドバイザーにも裁判所にも明らかにされなかっ たと訴えている。

-- Editors: John Pickering

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Linda Sandler in U.S. Bankruptcy Court in New York at +1-212-617-2398 or lsandler@bloomberg.net and; Don Jeffrey in U.S. Bankruptcy Court in New York at +1-212-617-4876 or djeffrey1@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David E. Rovella at +1-212-617-1092 or drovella@bloomberg.net.

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