アイルランド財務当局者:ギリシャという「暴風雨」乗り切れる

【記者:Louisa Fahy and Rishaad Salamat】

4月27日(ブルームバーグ):アイルランド国民財務管理庁(N TMA)のジョン・コリガン長官は、債券利回りの急騰を引き起こし た同国金融市場へのギリシャ危機の影響は「簡単に」切り抜けること ができると話した。

同長官は27日のブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で「アイルランド債の動きには少しがっかりしたが、ギリシャ問題に より引き起こされた広範囲の動きの一部に過ぎない」と述べた。

過去1週間のアイルランド、ポルトガル、スペインの国債市場で は、各国が財政赤字削減に取り組み、ギリシャの二の舞になることを 回避できるかかどうか疑問視する声が高まり、利回りが大幅に上昇。 ブルームバーグ・データによると、アイルランドの2年物国債は27 日に8日続落し、利回りは過去1年で最高となった。

同長官はアイルランドが「相当規模」の現金残高を保有しており、 一段の混乱があっても、「暴風雨を乗り切る」ことが可能だと語った。 毎月の国債入札では発行額を変更する余地があるとも語った。

同日のアイルランド10年債は下落。ロンドン時間午後2時42分 現在、同年限のドイツ国債とのスプレッド(利回り格差)は昨年7月 以来で最大の206ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、19 bp拡大した。

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