米財政赤字削減策協議の超党派委員会、初会合-増税案など策定へ

オバマ政権が立ち上げた米連邦 財政赤字削減策を協議する超党派の委員会が27日に初会合を開いた。 同委で赤字削減計画の策定を目指し、議会で採決にかける公算だ。

3時間に及んだ初日の会合では、財政面の課題の大きさについて 意見が相違する場面はほとんどなかった。委員会には、連邦準備制度 理事会(FRB)のバーナンキ議長や行政管理予算局(OMB)のオ ルザグ局長が出席し、米財政赤字がいずれ経済危機を引き起こす危険 性を強調した。

増税と歳出削減案を盛り込んだ計画を策定できるかどうかが委員会 の課題だ。計画を議会に送るには、委員会のメンバー18人中14人以上 の支持が必要。

米連邦財政赤字は、2020年までに同国国内総生産(GDP)の 9割に達すると予想されている。年間の利払い負担はその時点までに、 現行の4倍の9000億ドル(約83兆8300億円)超に上る計算だ。米 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、見通しが改 善しなければ米国債の格下げを検討する考えを示している。

同委員会は今後さらに6回の会合を開き、中間選挙後の12月1 日に提言を示す予定。特定の問題に絞った作業部会は毎週開かれる。 次回の全体会合は5月26日。

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